利用案内

 高津古文化会館は時代劇映画が生んだ美術館といわれている。時代劇全盛の頃、初代館長であった高津義家は映画の父と呼ばれた牧野省三に映画の小道具の蒐集を依頼された。これが機縁となって全国を行脚し集められた道具類は映画の成長に呼応して質量ともに膨大なものとなった。これら小道具の内一部を文化財として保存する為に昭和50年(1975)に財団として高津古文化会館が設立されたのである。
 所蔵品は重要文化財を含む甲冑、刀剣を中心に豪華絢爛の大名婚礼調度、洛中洛外図屏風を始めとする近世初期風俗画、円山四条派を中心とする京都画壇の絵画などである。更に京焼を代表する仁清や乾山の焼き物、頴川や仁阿弥、永楽保全など後期京焼を彩る陶磁器など茶の湯に関連した作品も充実している。その他絞染や友禅などのあでやかな小袖など収蔵品は多岐にわたっている。
 年間、春秋に特別展を行なうことにより、様々な作品を鑑賞していただく機会を設けている。

●休館日 12/281/5 それ以外不定休ですのでお問い合わせください。
●開館時間 10時〜15時、土曜日:10時〜12時
●料 金

一般800円 高・大学生500円 中学生以下無料
20名以上団体割引あり 障害者割引あり(要手帳)

●駐車場 無料 4台
●TEL 075-882-7866
●FAX 075-881-3243

●E-mail

contact@kouzu-kobunka.jp
mtkouzu@outlook.jp

利用案内

主な展示物のご紹介


玉子手茶碗 銘「白波」


古清水 色絵紫束文花生

金唐革襷掛南蛮胴具足


銹絵染付絵替半筒向付(10客)乾山


洛中洛外図屏風(寛永末)

式正鎧飾一式